先に結論からお伝えします。お参りが終わってから1か月以内に届くように。金額はいただいた額の半分が目安。のしの表書きは「内祝」または「七五三内祝」で、水引は紅白の蝶結びです。
ただ、七五三の場合は「そもそもお返しが要るのか」で迷う方もいらっしゃるようなので、そこから書きます。
お返しは、必ずしも必要ではありません
七五三はもともと身内でお祝いする行事です。祖父母や親が集まってお参りして、食事をして終わり。その流れのなかでいただいたお祝いには、改めてお返しをしないという考え方が一般的です。
お返しを用意するのはこんな場合です。
- お祝いをいただいたけれど、食事会には来ていただけなかった
- 遠方の親戚や、友人・知人からいただいた
- いただいた額が大きく、何もしないと落ち着かない
逆に、食事会に来ていただいた方には、その席がお返しにあたります。そこへさらに品物を贈ると、かえって気を遣わせてしまうこともあります。

贈る時期は、お参りから1か月以内
お参りを済ませてから、1か月以内に届くように手配します。
七五三は11月15日が本来の日ですが、最近は10月から11月にかけて都合のよい日にお参りする方が増えました。基準になるのはカレンダーの日付ではなく、ご自身がお参りを済ませた日です。
遅れてしまった場合は、何も言わずに送るより「ご挨拶が遅くなりました」と一言添えるほうが収まりがよいです。
金額は半返しが基準
いただいた額の半分が一つの目安です。
- 親しい友人・知人から … 3,000〜5,000円くらい
- 親戚から … 5,000〜10,000円くらい
祖父母からのお祝いは額が大きくなりがちで、半返しにすると今度はこちらの負担が重くなります。祖父母に対しては、金額を合わせるより写真や記念の品を贈るほうが喜ばれるという考え方が広く受け入れられています。
現金でお返しをするのは避けてください。受け取る側が気を遣います。
のしの書き方
水引は紅白の蝶結びです。七五三は何度あってもよいお祝いごとなので、結び切りは使いません。
表書きは「内祝」または「七五三内祝」。下段にはお子さんの名前を入れます。名字は入れず、下の名前だけにするのが一般的です。年齢を小さく添えることもあります。
手渡しするなら外のし、配送するなら内のしが無難です。配送中に熨斗が傷まないという実務的な理由もあります。
お礼の言葉は添えたほうがいいです
品物だけを送ると、届いた側は「何のお返しだったか」が分かりにくいことがあります。
メッセージ入れのテンプレから選ぶか、自由なメッセージを入れることができます。
この度は心温まるお祝いをいただきまして、まことにありがとうございました。ささやかながらお礼のしるしに、心ばかりの品をお贈りさせていただきます。季節の変わり目ですので、くれぐれもご自愛くださいませ。
この文面を印刷したパッケージを、セットのなかに1枚入れることもできます。

よくあるご質問
Q. 祖父母からのお祝いにも、お返しは要りますか
食事会を一緒にされたなら、そこでお返しは済んでいると考えて差し支えありません。何か形にしたい場合は、金額を合わせるより記念写真や写真入りの品を贈る方が多いです。
Q. 表書きは「内祝」と「七五三内祝」のどちらがいいですか
どちらでも失礼になりません。「七五三内祝」のほうが何のお返しか明確に伝わるので、お参りから日が空いてしまった場合はこちらが向いています。
Q. お返しの品で避けたほうがよいものはありますか
現金は避けてください。品物は、食べ物や飲み物など使ってなくなるものが基本です。相手に物として残らないため、気を遣わせずに済みます。
Q. 子どもの名前は名字も入れるのですか
下の名前だけで構いません。誰からのお返しか分かりにくい相手には、親の氏名を小さく併記することもあります。
写真を入れた内祝いという選び方
七五三は、着物を着て写真を撮る行事です。せっかく撮った一枚を、そのまま内祝いの品にできます。
MOUE COFFEEでは、お子さんのお写真とお名前を入れた個包装のドリップコーヒーをお作りしています。表書きに「内祝」を入れ、その下にお名前を入れる形です。
お礼の文面を印刷したパッケージを、セットのなかに1枚入れることもできます。カードを別に用意しなくても挨拶が伝わります。常温で日持ちしますし、配る相手が多いときも扱いやすいと思います。